メキシコと日本の心をつなぐ音楽のひととき

☆2019年12月22日（日）
☆下茨田南集会所（宮城県亘理町）にて。

	今日のコンサートは「メキシコと日本の心をつなぐ音楽のひととき」。　主催は亘理町下茨田中区会，後援は在日メキシコ大使館，亘理町，亘理町教育委員会ということでいかめしい感じですが，会場は住宅地の中にある町内会の集会所です。 この地域は東日本大震災の後にできた新しい住宅地で，震災前には亘理町の港町である荒浜地区に住んでいた方々がたくさん移り住んでいらっしゃっています。 メキシコから指揮者・チェリストであるマリオ・アルベルト・リヴァス・フローレスさんをお迎えしてのコンサートです。 マリオさんは震災後何回か日本を訪れてラテンの陽気な音楽を届けてくださっており，ゲッゲロとは2014年に2回共演してくださっています。 （A Song for Japan 『メキシコの熱い心でつなげよう~Conga del Fuego Nuevo~』） （A Song for Japan 『メキシコの熱い心でつなげよう~Conga del Fuego Nuevo~』�U） また下茨田中区会では，2018年の5月に町内会の誕生記念コンサートとしてゲッゲロを読んでくださいました。 （下茨田中区誕生コンサート　−みんな笑顔で−）
まずはいつもと同じようにおひるごはんタイム。 コンサートが終わった後のような平和な顔ですが，本番はこれからです。 ゲッゲロのおんつぁんトリオはそろってAB型ということが判明。
	いよいよコンサートがスタート。 はじめはマリオさんのチェロ独奏です。 ピアノは多賀城市在住の佐藤さん。佐藤さんはメキシコのグアダラハラ補習授業校（日本人学校と思っていただければいいです）で先生をなさっていたご縁で，マリオさんとつながりました。
次はアンサンブルとダンスの競演。情熱的なタンゴを踊ってくださったのは仙台で活躍しているマミ＆ヒデのお二人。ゲッゲロで本格的なダンスのために演奏をさせていただいたのは初めてだったかもしれません。
今日は小さい会場に120人のお客さんが入って満員状態。ちょうど冬至の日でしたが，会場は夏のような熱気に包まれました。 亘理町の荒浜からまっすぐ東に行けば，お隣はメキシコの町です。これをご縁に，これからもつながりが続くといいですね。
2019年12月24日（火）河北新報の朝刊に掲載されました。