☆２０１６年４月１６日（土）
☆東京エレクトロンホール宮城（仙台市青葉区）にて。

「株式会社　劇団ニホンジンプロジェクト」という，会社というか，バンドというか，おもしろい集団のライブに誘われました。社員はみんな出演もするし，裏方の仕事もするし，プロデュースもするし，という，すごい人たちです。 会場は「東京エレクトロンホール宮城（宮城県民会館）」。客席は１５９０ありますからね。ゲッゲロとしては最大級の出番ですよ！
そでからステージをのぞくと，ポップスのコンサートの雰囲気（当然ですけど）。スモークマシンから煙がたくさん出ています。 舞台の上に更にステージが組み立てられていて，今日はそこで演奏です。 まわりにはドラムセットやらアンプやら謎の機械やらがいっぱいあって，ものものしい雰囲気です。 当然照明もいろいろ変化があるので，譜面台には灯りがついています。オペラみたいだね！
		楽器にはマイクがつけられちゃって，ちゃんと客席に音が出るようになっています。 ドラムやエレキギター・ベースの音にかき消されて，自分の音がまったく聞こえないのに，出た音はスピーカーを通して客席に聞こえているという，恐ろしい状況です。 「福笑い」は視覚をシャットアウトしてやるわけですが，今日は聴覚がシャットアウトされた状態で演奏するという，「音楽版福笑い」です。
リハーサルが終わった後，楽屋ではいつもとは違ったまじめな雰囲気が…。ボウイングなどの書き込みに余念がありません。さらに２ｎｄヴァイオリンの人たちはパート練習なんか始めたりして。 今回の件についてお話があったのが３月１６日。本決まりになったのが２１日ということで，１ヶ月ないところで楽譜作り，練習というスケジュールでした。年度末年度初めもはさんだので，なかなかハードでした。 おまけに，バンドとの共演という普段慣れていない形態での演奏ですから，大変です。 でも株式会社　劇団ニホンジンプロジェクトのみなさんにやさしくお世話をしていただき，なんとか本番を迎えます。
２間続きの楽屋の奥の方には，謎の集団が…。 カエルのかぶりものをしているではないですか！ ゲッゲロのためにわざわざ用意してくれたのかと思いきや，さにあらず。コンサートのオープニングでダンスを披露する集団でした。
開演１時間２０分前の会場外の様子。ナントすでにお客さんの行列ができているではありませんか。 玄関から並び始めて，建物の横までたくさんのお客さんです。
		ロビーではグッズの販売や，スクラッチ，ガチャガチャなどお楽しみコーナーなどもあって，さすがはポップスのコンサートという感じです。 ゲッゲロでもグッズ販売とかしましょうかね。
		開演直前の舞台上の様子。私たちの前にはスクリーンが下りていて，お客さんにはプロジェクターで映像が映されています。 服装は主催者のリクエストで，クラシックコンサートの衣装でした。ゲッゲロにしてはレアないでたちでした。
今日のゲッゲロの演奏は３曲。コンサートタイトルにもあるように「職業ソング」というものです。ニホンジンプロジェクトのオリジナル作品で，いろいろな職業の人にインタビューした結果をもとにして作詞作曲された楽曲です。 まずはコンサートのスタートに１曲。題名は「知事」。宮城県の村井知事にインタビューして作った曲なのだそうです。 この次の出番はコンサートの最後。「美容師」「料理人」の２曲です。「ハンカチ必須の感動ライブ」となっているとおり，とてもいい歌です。 ゲッゲロの演奏が「福笑い」になっていないといいんですけど。
		出番と出番の間は約１時間２０分。弁当をいただいている様子は普段通りでした。 ともかくいろいろあった本番も終わり，一安心。いい経験をさせていただきました。